特殊詐欺拠点で日本人従事 ミャンマー、未成年か

共同通信 2025年2月14日 00:06

 【メソト共同】タイ当局は13日、ミャンマー東部カイン(カレン)州の犯罪組織の特殊詐欺拠点で未成年とみられる日本人が働かされていたと発表した。1月に救出され、既に帰国したという。タイ当局は同日、この日本人のミャンマーへの連れ去りに関与したとして、別の日本人の男(29)を拘束した。

 タイ当局は未成年とみられる日本人が「高校生」だったと説明。男がだまして連れ去った疑いがある。日本の当局が誘拐などの疑いで捜査していたとも指摘した。

 男は13日にミャンマーからタイの首都バンコクのドンムアン空港に到着し、拘束された。

 内戦状態のミャンマーでは国境地域に中国の犯罪組織が流入して拠点を築いている。偽の求人で外国人をタイに呼び寄せ、拉致して特殊詐欺に従事させているとされ、タイ当局は対策を強化している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧