療養費負担増の凍結に200億円 立民、予算修正案を14日提示
立憲民主党は14日に2025年度予算案の修正案を自民、公明両党に提示する。新型コロナウイルスワクチンの生産体制整備のための基金から200億円を取り崩し、「高額療養費制度」の患者負担上限額の引き上げ凍結に充てるのが柱。政府案の「無駄」を削減して、立民が掲げる政策の財源に振り向けるよう迫ることで政権担当能力をアピールする狙いだ。
重徳和彦政調会長が13日の衆院予算委員会で明らかにした。野田佳彦代表が14日の記者会見で修正案を公表した上で、重徳氏が自民の小野寺五典、公明の岡本三成両政調会長に説明し、予算案の修正協議に入りたい考えだ。