参院選の相互推薦で協議加速 自公、協力態勢を構築へ
自民党の森山裕、公明党の西田実仁両幹事長は12日、東京都内で会談し、夏の参院選選挙区で公認候補を相互推薦する方向で協議を加速することで一致した。与党で改選過半数の議席獲得に向け、早期に協力態勢を構築したい考え。同席した自民の坂本哲志国対委員長が会談後、記者団に明らかにした。
会談には、自民の木原誠二、公明の三浦信祐両選対委員長も出席し、木原氏から選挙協力に関する文書を提示した。与党過半数割れとなった昨年10月の衆院選結果を踏まえ、派閥裏金事件の関係議員への対応に関しても自公で協議していくことを申し合わせた。
自公の相互推薦は2016年から本格的に始まった。