米豪首脳、対中懸念を共有 電話会談、防衛産業で連携
【ワシントン共同】トランプ米大統領は11日、オーストラリアのアルバニージー首相と電話会談し「中国の挑発的な態度への懸念」を共有した。米豪両国の防衛産業能力や互恵的な貿易・投資、重要鉱物資源のサプライチェーン(供給網)構築に向けた連携を協議した。ホワイトハウスが発表した。
トランプ政権はインド太平洋地域で影響力を拡大する中国に対抗するため、日米や米韓、米豪同盟を軸に結束を強めて抑え込みを図る方針。両首脳は米豪同盟をさらに発展させ、自由で開かれたインド太平洋を維持することで一致した。