NY金3日ぶり最高値更新 米関税措置懸念で逃避買い
![スイスの精錬所に並ぶ金の延べ棒=2019年7月(ロイター=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021101000119.-.-.CI0003.jpg)
【ニューヨーク共同】週明け10日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は大幅続伸し、取引の中心となる4月渡しが前週末比46・80ドル高の1オンス=2934・40ドルで取引を終えた。中心限月の終値としての最高値を3営業日ぶりに更新した。
トランプ米大統領が輸入する全ての鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課すと9日に表明。関税措置を巡る対立やインフレ再燃への懸念が強まり、安全資産とされる金の逃避買いが膨らんだ。
直近限月の2月渡しは47・00ドル高の2914・30ドルだった。