横浜市で道路下に空洞2カ所発見 埼玉の陥没受け緊急点検
横浜市は10日、埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて独自に実施した下水道管の緊急点検で、下水道管上の地中に約1メートル四方と縦横約30~40センチの空洞を発見したと明らかにした。市は空洞を埋める補修作業を終えており、道路の陥没は発生していない。下水道管自体の異常は見つからなかった。
市によると、空洞が見つかったのは港北区と神奈川区の市道下で、いずれも地表から約30センチの浅い位置だった。3日から5日にかけ、下水道管上の道路約20キロをレーダー搭載の探査車で走って地中の空洞を調べた他、マンホールの中から目視で下水道管内を点検した。