理科実験で児童7人搬送、広島 軽症、福山の小6
広島県福山市教育委員会は10日、市立加茂小6年の塩酸を使った理科の実験で、児童7人が頭痛やのどの痛み、吐き気といった体調不良を相次いで訴え、病院に搬送されたと発表した。市教委によると、全員軽症という。
授業は10日正午ごろ、校舎1階の理科室であり、塩酸に鉄やアルミニウムを溶かし、水溶液の働きを調べる実験をしていた。実験中に2人が、実験後にも5人が体調不良を訴え、全員が病院に搬送された。
実験中は換気しており、市教委は「事実確認を丁寧に行い、再発防止に努める」とコメントした。