キリン、ビール製造で水素活用 ガスから切り替え、実証実験
キリンビールは7日、主力商品「一番搾り」を製造する北海道千歳工場(北海道千歳市)で使う都市ガスの一部を水素に切り替える実証実験を始めると発表した。実験は2026年6月に開始し、10年間の予定。温室効果ガスの削減効果を調べるほか、設備の運転に関するノウハウを蓄積する。
工場では、ビールの製造や設備の洗浄、殺菌に蒸気を使っている。蒸気は工場にあるボイラーで都市ガスを燃やして発生させており、一部を太陽光発電で作った「グリーン水素」にする。
キリンによると、ビールの製造工程でグリーン水素を活用するのは、国内大手で初めてという。
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