撮影スポット線路に雪塊、北海道 ラッセル車停止
JR北海道旭川支社は7日、美深町の宗谷線美深―天塩川温泉間で、除雪のため1日に走行していたラッセル車が線路上に高さ約50センチの雪の塊を見つけ、約20m手前で停車していたと発表した。現場周辺は撮影スポットと知られ、同社は雪が人為的に持ち込まれたとみて「線路上に雪を置くのは大変危険でやめてほしい」と呼びかけている。
同社によると、当時現場に降雪はなく線路上にもほぼ雪は積もっていなかった。同社が周辺にいた撮影者に話を聞いたが、雪の塊ができた経緯は分からなかった。ラッセル車は17分間停止した後に運転再開した。
現場の北にある線路でも人為的に置かれたとみられる雪の塊が見つかったという。