シフォンケーキで元気チャージ 熊本農高生が考案 熊本城マラソンでランナーに提供へ
熊本市南区の熊本農高食品工業科1、2年生の有志が6日、市役所を訪れ、16日に同市で開かれる熊本城マラソンでランナーに振る舞うシフォンケーキと飲み物を実行委員会長の大西一史市長らにPRした。
同高生による提供は3回目。ストックホルム五輪のマラソンで、金栗四三が途中棄権した際に介抱を受けたペトレ家で焼き菓子と飲み物を振る舞われた逸話にちなむ。
ケーキはランナーが食べやすいように工夫。レモン果汁で味付けし、フワフワの食感に仕上げた。
大会当日は、同高のオリジナル乳飲料「ラッキス」とともにケーキ4500人分を用意。五輪で金栗が棄権した26・7キロ地点(熊本港線沿い)に置く。2年の女子生徒は「ケーキを食べて完走してほしい」と話した。
試食した大西市長は「甘さ控えめでおいしい。苦しいランナーたちもこれを食べたら頑張れる」と太鼓判を押した。(九重陽平)
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