東証、午前終値は3万8727円 一進一退の展開、円高が重荷
5日午前の東京株式市場は、日経平均株価が一進一退の展開。朝方は前日終値からの上げ幅が一時300円を超え、節目の3万9000円を回復した。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で買い注文が先行した。ただ外国為替相場の円高ドル安進行が自動車など輸出関連株の重荷となり、平均株価は下落に転じる場面もあった。
午前終値は前日終値比71円18銭安の3万8727円19銭。東証株価指数(TOPIX)は0・03ポイント安の2737・99。
企業の決算発表が本格化する中、堅調な業績を示した銘柄が買われた。一方、買い一巡後に当面の利益を確定させる売り注文が膨らんだ。