ウクライナ核保有も選択肢 NATO加盟難航で大統領

共同通信 2025年2月5日 06:59
 ゼレンスキー大統領(ロイター=共同)
 ゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は、同国が求める北大西洋条約機構(NATO)加盟が難航した場合、安全保障の手段として核兵器の保有も選択肢の一つだとの考えを示した。4日公開の英国のジャーナリストによるインタビューで発言した。

 支援国がウクライナに核兵器を供与する可能性は極めて低く、NATO加盟以外に同国の安全を保障することはできないとの考えを強調する狙いだったとみられる。

 停戦後のウクライナのNATO入りを巡っては、ポーランドやバルト3国が支持する一方、米国やドイツは早期加盟に慎重な立場。ゼレンスキー氏は、NATO加盟には「数年から数十年」かかる可能性があり、その間の安全を担保するには、核兵器を含む強力な兵器の獲得や、欧州各国軍による平和維持部隊の派遣が必要だと主張した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧