メキシコ、カナダと協議へ トランプ米大統領、関税措置巡り

共同通信 2025年2月3日 11:02
 メキシコのシェインバウム大統領=1月21日、メキシコ市(ロイター=共同)
 メキシコのシェインバウム大統領=1月21日、メキシコ市(ロイター=共同)
 メキシコで掲げられた(左から)メキシコと米国、カナダの国旗=1日、シウダドフアレス(ロイター=共同)
 メキシコで掲げられた(左から)メキシコと米国、カナダの国旗=1日、シウダドフアレス(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス、ニューヨーク共同】トランプ米大統領は2日、記者団の取材に応じ、カナダのトルドー首相やメキシコの関係者と3日朝に関税措置を巡って協議すると明らかにした。メキシコのシェインバウム大統領は2日に公開したビデオ声明で、米政権による追加関税への「最初の対抗措置」を3日に記者会見して説明すると明らかにした。

 トランプ氏は協議について「劇的なことは何も期待していない」と説明した。米国で社会問題となっている合成麻薬「フェンタニル」や不法移民の流入は中国を含む3カ国に責任があるとして、中国からの輸入品に10%の追加関税、メキシコとカナダに25%を課す大統領令に署名。4日午前0時1分(日本時間同日午後2時1分)に発動する。カナダのトルドー首相は既に、米国製品に25%の報復関税を課すと表明。中国も反発しており、対立激化の恐れが高まっている。

 シェインバウム氏は、メキシコへの高関税は「米経済にも深刻な影響をもたらす」と警告した。米国への報復関税に踏み込む可能性がある。

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