国民・榛葉氏「子の姓議論不足」 夫婦別姓制度を巡り、拙速にくぎ
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は31日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度を巡り、子どもの姓の議論が不足しているとして結論を急ぎ過ぎないようくぎを刺した。「子どもの問題を真剣に考えなければならない。姓が兄弟で変わるのか、子どもがどう考えるのか。専門家の意見も聞いて議論すべきだ。拙速に進めるべきではない」と述べた。
国民民主は昨年の衆院選公約で選択的夫婦別姓制度導入を掲げた。榛葉氏は「考えは変わっていない。成人男女である夫婦の別姓は理解している」と説明。その上で「大変センシティブで、国家の基本的な問題だ。政局や選挙の道具にすべきでない」と強調した。
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