偽物ロレックス「本物と思った」 335万円詐取疑い逮捕、名古屋
高級腕時計ロレックスの偽物を売却し、現金335万円をだまし取ったとして、愛知県警千種署は27日までに、詐欺と商標法違反(商標権侵害)の疑いで、名古屋市昭和区、会社員輿嘉人容疑者(31)を逮捕した。25日付。「売却したことは間違いないが、本物と思っていたのでだますつもりはなかった」と供述している。
逮捕容疑は昨年8月27日、名古屋市中区の買い取り店で、本物を装ったロレックスの腕時計2本を売って現金を詐取し、商標権を侵害した疑い。
署によると、売却されたのは人気の「サブマリーナー」と「GMTマスター2」。買い取り後、店の関係者が偽物と気づいた。