元検事正の性的暴行で署名提出 適正捜査求め、女性検事支援団体
元大阪地検検事正の弁護士北川健太郎被告(65)が準強制性交罪に問われた事件で、当時の部下で被害を訴えている女性検事の支援団体が27日、同僚の副検事による捜査情報の漏えいや誹謗中傷があったとして、大阪高検に対し、副検事への適正な捜査と真相解明を求める約5万8千筆の署名を提出した。
女性は27日午後に東京都内で記者会見し「検察組織にないがしろにされ、心も体もぼろぼろになった」と涙ながらに訴えた。
提出した支援団体のメンバーによると、高検側は5人が対応。メンバーは取材に「しっかり話を聞いてくれた。たくさんの声が集まったので、共に考えてもらいたい」と話した。