贖罪の逃避行?過激派同志が推測 桐島聡・元メンバー死亡1年
1974~75年の連続企業爆破事件の一つに関与したとして指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」の桐島聡元メンバーが、神奈川県鎌倉市の入院先で約半世紀ぶりに本人であることを打ち明け、70歳で死亡して29日で1年となる。桐島元メンバーと同じ部隊「さそり」の元リーダー黒川芳正受刑者(77)は文書取材に「服役以上に自分をむち打ち続ける逃避行は、負傷者を出したことへの贖罪だった」との推測を明かした。
「まいったな。どうしよう。こんなことになるなんて」。無期懲役が確定し、宮城刑務所(仙台市)に服役している黒川受刑者によると、さそりが75年4月に実行した間組(現安藤ハザマ)江戸川作業所爆破事件で負傷者が出たことで、桐島元メンバーはこんな言葉を漏らしたという。
桐島元メンバーは死亡直前の警視庁公安部の事情聴取で、一連の事件について「後悔している」と話した。黒川受刑者は「この『後悔』は(江戸川作業所の)事件で負傷者を出したことだ」と感じているという。
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