「有効」復活、選抜体重別から 柔道の新ルール
全日本柔道連盟(全柔連)は24日、「有効」の復活などを盛り込む国際柔道連盟(IJF)の新ルールを4月5、6日の全日本選抜体重別選手権から適用すると発表した。全柔連が単独で主催していない4月の全日本女子選手権や全日本選手権、来年3月の全国高校選手権は大会の実行委員会に判断を委ねる。
2017年から廃止の有効が復活したことにより、技によるスコアは一本、技ありと合わせて三つとなった。全柔連の大迫明伸審判委員長は技による決着を促す狙いがあると説明した。
IJFは28年ロサンゼルス五輪に向けてルールを変更。国際大会では2月のグランドスラム・パリ大会から運用される。