競泳、標識設置ミスで壁に衝突 痛み訴える選手も
24日に東京アクアティクスセンターで行われた競泳の北島康介杯の女子400メートル個人メドレー決勝で、背泳ぎのターンのための標識が間違った位置にあったため、選手が距離感を誤り、壁にぶつかるトラブルがあった。全員が最後まで泳ぎ切ったものの、複数の選手が首や腕の痛みを訴えているという。レースは不成立となった。
粟井崇紀審判長によると、規則で壁から5メートルの位置に設置が義務づけられている標識の旗が、5メートルに満たない場所にあった。支柱を立てるための穴に似たものがあり、間違えたという。
大会は26日までで、選手の状態によって、再レースを行うかどうかを判断するとしている。