独貿易相手、米国トップへ 中国9年ぶり首位転落
【ベルリン共同】ドイツの政府系組織、貿易・投資振興機関(GTAI)は22日までに、2024年のドイツの国別貿易額で米国が首位になるとの推計を発表した。中国は16年から8年連続首位で最大の貿易相手国だったが、9年ぶりに転落。「自動車関連の中国への輸出減少などが影響した」(GTAI)という。
24年1~11月の貿易統計からの推計で、輸出額と輸入額を合わせた貿易額は首位の米国が2550億ユーロ(約41兆円)と前年比で0・8%増加し、2位の中国は2470億ユーロと2・9%減に。オランダ、フランス、ポーランドが続く。