大学講師に10万円賠償命令 「悪質トランス差別団体」と投稿
性別適合手術を受けていないトランスジェンダーの女子トイレ使用などを巡り、女性専用スペースの確保・保護を目的に活動する団体が、X(旧ツイッター)に「悪質差別団体」と投稿され名誉を毀損されたとして、大学の非常勤講師に慰謝料約55万円の支払いなどを求めた訴訟の控訴審判決が22日、東京高裁であった。高裁は請求を棄却した一審判決を変更し、10万円の支払いと投稿削除を命じた。
団体は「女性スペースを守る会」。舘内比佐志裁判長は判決で「悪意を持って攻撃に及ぶものだ」と指摘した。
判決によると、LGBT研究者である講師は2022年9月、「悪質トランス差別団体」と投稿した。
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