台湾南部でM6・4 15人けが、建物倒壊も

共同通信 2025年1月21日 08:44
 21日、台湾南部・台南市で倒壊した建物(中央通信社=共同)
 21日、台湾南部・台南市で倒壊した建物(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾の気象当局によると、21日午前0時17分(日本時間同1時17分)ごろ、台湾南部・嘉義県を震源とするマグニチュード(M)6・4の地震があった。嘉義県で震度6弱、台南市や高雄市で震度5弱を観測するなど台湾の広い地域で揺れを感じた。その後も余震が続いた。消防当局によると、台湾全土で15人が負傷した。

 中央通信社によると、台南市の楠西地区の平屋が並ぶ地区で10棟以上が倒壊した。これまでに11人が救出され、うち4人が負傷した。被災地域を視察した台南市の黄偉哲市長によると、市内の一部の地域では停電も発生しているという。

 気象当局は、今後3日間は震度5以上の余震が発生する可能性もあるとし、警戒を呼びかけている。

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