公明大阪4選挙区撤退せず 全敗の衆院、比例重複視野

共同通信 2025年1月19日 22:27

 公明党は昨年の衆院選で日本維新の会に全敗した大阪の4小選挙区から撤退せず、次回選でも候補者を擁立する方針を固めた。一部を除き、前回選と同じ顔ぶれで臨む案が浮上。厳しい結果を受けて、これまで認めてこなかった比例代表との重複立候補も視野に検討するよう求める声が大阪から出ている。関係者が19日、明らかにした。

 夏の参院選に合わせて衆院を解散する衆参同日選に備えて「少なくとも選挙区からの撤退はないと示す」(関係者)狙いだ。昨年の衆院選では候補者を擁立した全国の11選挙区中、7選挙区で落選しており、参院選に向けて党勢回復が課題となっている。

 擁立するのは大阪の3、5、6、16区。長年議席を保持してきたが、維新が直接対決に踏み切り新人を立てた結果、現職3人と新人1人がいずれも敗北した。比例重複していなかったため全員が落選した。

 前回立候補した佐藤茂樹氏(3区)、国重徹氏(5区)、伊佐進一氏(6区)、山本香苗氏(16区)を基本に、一部は差し替えも含めて調整する。

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