不法移民は即座に送還と次期長官 21日にも大規模取り締まりか

共同通信 2025年1月18日 13:10
 米上院委員会の公聴会で証言する国土安全保障長官候補のクリスティ・ノーム氏=17日、ワシントン(ロイター=共同)
 米上院委員会の公聴会で証言する国土安全保障長官候補のクリスティ・ノーム氏=17日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン、ニューヨーク共同】トランプ次期米政権の国土安全保障長官候補、サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事は17日、上院委員会の公聴会で、犯罪歴がある不法移民の摘発と強制送還に「即座に取り組む」と証言した。ウォールストリート・ジャーナル紙は、トランプ次期大統領が就任する日の翌21日にも中西部シカゴで大規模な移民取り締まりが始まる予定だと伝えた。

 シカゴは移民に寛容な政策を進めており、同紙はジョンソン・シカゴ市長がトランプ氏陣営と激しく対立していることが選定理由になったとしている。

 トランプ氏は、就任初日に不法移民に関して「史上最大の強制送還」をする考えを示している。

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