「ウクライナで暮らしたい」 北朝鮮兵捕虜の動画公開

共同通信 2025年1月13日 06:21
 ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)
 ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシア西部クルスク州で捕虜にした北朝鮮兵2人が事情聴取を受ける様子の動画を通信アプリで公開した。捕虜の1人は「北朝鮮に戻りたいか」との質問に「ウクライナで暮らしたい」と答えた。ゼレンスキー氏は捕虜交換の用意があると述べた。

 英語字幕付きの動画によると、ベッドに横になり両手に包帯を巻いた捕虜は「戦争に送られた時、司令官たちに何と言われたのか」との問いには「彼らは単なる訓練だと話していた」と答えた。

 ウクライナで暮らしたいとの思いを示した上で、「基本的には言われた通りにする。もし戻るように求められたら戻る。(ウクライナに)滞在するチャンスがあるならば、そうする」と語った。

 前線で味方の兵士が死んでいくのを目撃したといい、「塹壕に隠れていた。1月5日に発見された」と説明した。

 ゼレンスキー氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が、北朝鮮兵捕虜とロシアにいるウクライナ兵捕虜を交換できるならば、応じる用意があるとの考えを示した。

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