横綱同時昇進へ、高まる期待 過去に5例、挑む琴桜と豊昇龍
12日初日の大相撲初場所では、55年ぶりの「横綱同時昇進」という快挙達成に期待が高まる。先場所の千秋楽相星決戦を闘った琴桜と豊昇龍の両大関が挑戦。15日間のチケットは昨年のうちに完売し、日本相撲協会が財団法人100周年を迎えた新年最初の土俵はいきなり熱気を帯びる。
横綱同時昇進は過去5例ある。最初は江戸時代の寛政元(1789)年、今から236年前の谷風と小野川。最後は1970年春場所の北の富士と玉の海で、その前は61年九州場所の大鵬と柏戸。
照ノ富士が「第73代」であるように、横綱は昇進した順に代数をつないでいく。同時昇進の場合、相撲協会関係者によると当初は2人とも代数を付けず、先に引退した方が早い代になるという。
大鵬より約2年前に土俵を去った柏戸が第47代となり、大鵬は自動的に第48代。この両雄の代数が空白のうちに続いて最高位に立った栃ノ海は「俺が先に第49代と呼ばれていいのだろうか」と漏らしたという。
新横綱誕生は角界最大の慶事。2人同時となると、興行的にインパクトの大きさは計り知れない。
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