【連載・〝神のしずく〟目指して 菊鹿ワイナリー開業2年③】少量多銘柄の生産 ブーム過熱、個性確立へ

熊本日日新聞 2020年11月23日 12:00
醸造した赤ワインを木樽に詰め替える山鹿市菊鹿町出身の眞弓輝さん。小型タンクでたくさんの銘柄を造ることができる=同市

 「ブドウをどれだけ新鮮な状態で持ち込めるかが勝負。収穫後、酸化しないうちに仕込めるようになる」  菊鹿ワイナリーの開業を目前に控えた2018年11月5日。熊本ワインの幸山賢一社長(46)は、ブドウ畑が目と鼻の先にある醸造施設のタンクの前...

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