馬淵かの子さん死去、86歳 飛び込みの名選手育てる
2024年パリ五輪男子高飛び込み銀メダリストの玉井陸斗ら多くの名選手を育て、自身も五輪に3度出場した馬淵かの子(まぶち・かのこ)さんが4日午後7時48分、肺炎のため神戸市の病院で死去した。86歳。神戸市出身。10日、家族葬を執り行った。喪主は長女で1984年ロサンゼルス五輪出場の湯浅(ゆあさ)よしのさん。
10代から飛び込みの第一人者として活躍し、26歳で臨んだ3度目の64年東京五輪の板飛び込みで7位に入った。引退後は指導者に転じ、元五輪代表の夫良さん(故人)と79年、日本で初めて飛び込み用室内プールを備えたクラブ、JSS宝塚を開いた。五輪6大会出場の寺内健らが羽ばたいた。
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