業務減で長時間労働改善を 教員不足解消へ大学教授ら訴え

共同通信 2025年1月8日 16:18
 記者会見する日本大の末冨芳教授(右)=8日午前、東京都内
 記者会見する日本大の末冨芳教授(右)=8日午前、東京都内

 教員不足の解消に取り組む大学教授や元教員らの団体が8日、東京都内で記者会見し、長時間労働の改善に向けた業務内容の仕分けや削減を訴えた。昨年12月に諮問された学習指導要領の改定では、学校現場の意見を反映させ学習内容を精選することを求めた。

 2025年度予算案では、教員給与に残業代の代わりに上乗せ支給する「教職調整額」の増額が盛り込まれたものの、同時に働き方改革も進めないと教員のなり手は確保できないと指摘。教職員定数の改善や教員採用試験の全国共同実施といった環境整備も進めるよう国に要求した。

 日本大の末冨芳教授(教育行政学)は「現場の声を聞くことが非常に重要だ」と述べた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧