「那智の滝」の前で魔よけ神事 和歌山、熊野那智大社
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社のご神体「那智の滝」の前で8日、災難よけのお札「牛王神符」の霊験を高める「牛王神璽祭」が営まれた。神職らは魔を払うとされる柳の小枝で板を激しく打ち、「バチバチ」という音が滝前に響いた。
牛王神符には熊野地方で神々の使いとされる八咫烏の絵を並べて「那智瀧宝印」の文字が書かれ、古くからお守りとされている。元日に滝からくみ上げた水ですった墨を使い2日に初刷り。祈願を続けて8日、満願を迎えた。神符は参拝者に有料で配布する。
研究のため参列した東京大副学長の秋山聡教授(62)は「今後の勉強に役に立つ体験だった。神事の厳かさに感銘を受けた」と話した。
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