日米関係維持へ緊密連携で一致 岩屋氏「次期政権にも継承を」

共同通信 2025年1月7日 19:49
 会談を前に握手するブリンケン米国務長官(左)と岩屋外相=7日午前、東京都千代田区(代表撮影)
 会談を前に握手するブリンケン米国務長官(左)と岩屋外相=7日午前、東京都千代田区(代表撮影)

 岩屋毅外相は7日、来日したブリンケン米国務長官と東京都内で会談し、強固な日米関係を維持するため、引き続き緊密に連携する方針で一致した。会談後の記者会見で「今までにない高みに達した関係を次期米政権にも受け継いでもらいたい」と訴えた。

 両氏の対面会談は昨年11月にペルーで実施して以来。トランプ次期米大統領が20日に就任するため、ブリンケン氏は国務長官として最後の来日とみられる。日本に先立ち韓国も訪問した。

 岩屋氏は会談冒頭「今後も日米同盟を新たな高みに引き上げたい」と表明した。ブリンケン氏は、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射に言及した上で、安全保障や経済の分野で日米は前進する必要があるとの認識を示した。

 両氏は、日米同盟の抑止力や対処力の強化に向けて協力していくと確認。北朝鮮による核・ミサイル開発や日本人拉致問題を巡り、日米や日米韓で緊密に連携すると申し合わせた。東・南シナ海で威圧的行動を強める中国への対応や、ロシアによるウクライナ侵攻、中東情勢について意見交換した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧