北朝鮮発射は新型の極超音速弾 中長距離、マッハ12と主張

共同通信 2025年1月7日 09:38
 6日の北朝鮮ミサイル総局による新型で極超音速の中長距離弾道ミサイルの発射として、朝鮮中央通信が配信した写真(共同)
 6日の北朝鮮ミサイル総局による新型で極超音速の中長距離弾道ミサイルの発射として、朝鮮中央通信が配信した写真(共同)

 【北京共同】北朝鮮メディアは7日、同国のミサイル総局が新型で極超音速の中長距離弾道ミサイルの発射を6日に実験し、成功したと報じた。弾頭部分の速度はマッハ12(音速の12倍)に達したと主張。変則的な軌道で約1500キロ先の海上にある目標に落下したとしている。日本と韓国が6日に確認した弾道ミサイル1発を指すとみられる。

 北朝鮮のミサイル発射は今年初めて。金正恩朝鮮労働党総書記は屋内の大型モニターで娘らと実験を見守り「核戦争の抑止力を引き続き高度化させる」と述べた。

 今回のミサイルは高度約100キロから下降した後、着弾する前に約43キロまで再び浮上する変則軌道をとった。

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