JOCとJPC、一括協賛を導入 25年から、連携し価値向上狙う

共同通信 2024年12月29日 17:05
 パリ五輪・パラリンピックの日本選手団による合同パレードで行進するレスリング女子の藤波朱理(手前右)と男子の清岡幸大郎(同左)ら=11月、東京・日本橋
 パリ五輪・パラリンピックの日本選手団による合同パレードで行進するレスリング女子の藤波朱理(手前右)と男子の清岡幸大郎(同左)ら=11月、東京・日本橋
 パリ五輪・パラリンピックの日本選手団による応援感謝イベントでパレードするパラ競泳男子の鈴木孝幸(手前左)、車いすラグビーの池崎大輔(同右)ら=11月、東京・日本橋
 パリ五輪・パラリンピックの日本選手団による応援感謝イベントでパレードするパラ競泳男子の鈴木孝幸(手前左)、車いすラグビーの池崎大輔(同右)ら=11月、東京・日本橋

 日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)が2025年から、スポンサー集めで連携する仕組みを導入することが29日、分かった。双方への協賛を希望する企業に対し、これまでできなかった一括契約を可能とする。関係者は「互いの強みを生かしながら、日本選手団や大会について広く発信する」と狙いを語った。

 13年に東京五輪・パラリンピックの開催が決まって以降、選手による合同パレードの実施など五輪とパラ共存の価値観が浸透した。JOCとJPCが手を組むことで、協賛社を増やし、露出を拡大。東京大会のレガシーの継承とともに、スポーツの社会的価値の向上を目指す。

 東京大会では15年から、大会組織委員会とJOC、JPCが合同でマーケティング活動を実施。21年の大会終了後はJOC、JPCが各自でスポンサーを集めてきた。企業からセットでの契約を求める声は多かったものの、別々のルールに基づいているため、困難だった。数年をかけて条件を整理し、実現にこぎ着けた形だ。いずれかのみの契約も継続する。

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