ウクライナの北朝鮮兵捕虜が死亡 韓国の情報院確認、負傷悪化で

共同通信 2024年12月27日 19:22
 ウクライナ軍拠点に突撃した北朝鮮兵士を上空から撮影したとする映像の一場面(ゼレンスキー大統領のXから・共同)
 ウクライナ軍拠点に突撃した北朝鮮兵士を上空から撮影したとする映像の一場面(ゼレンスキー大統領のXから・共同)

 【ソウル、キーウ共同】韓国の国家情報院(国情院)は27日、ロシア・クルスク州でウクライナ軍との交戦に投入された北朝鮮兵1人が負傷し、ウクライナの捕虜になったことを確認したと明らかにした。捕虜はその後、負傷の悪化で死亡したとしている。聯合ニュースによると、ロシアのウクライナ侵攻に関連して北朝鮮兵が捕虜になったことが確認されるのは初めて。

 ウクライナの軍事専門メディア「ミリタルニ」が26日、ウクライナの特殊作戦部隊が初めて北朝鮮兵を捕虜にしたとみられると報じ、韓国メディアの照会に国情院が回答した。

 ミリタルニによると、通信アプリに捕虜となった北朝鮮兵とみられる男性の写真が投稿された。

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