中学生殺傷の容疑者に弁護人2人 小倉簡裁、職権で選任

共同通信 2024年12月25日 17:38
 送検のため北九州・小倉南署を出る平原政徳容疑者=20日
 送検のため北九州・小倉南署を出る平原政徳容疑者=20日

 北九州市の中学生殺傷事件で、小倉簡裁は25日までに、殺人未遂容疑で逮捕、送検された平原政徳容疑者(43)の弁護人に2人を選任した。24日付。福岡県弁護士会が明らかにした。逮捕された19日以降、弁護人が就いていなかったため、県弁護士会が24日、刑事訴訟法に基づき職権で選任するよう申し入れていた。

 県弁護士会北九州部会によると、19日に当番弁護士を派遣したが、24日まで国選・私選ともに弁護人が就かない状態が続いていた。

 刑訴法37条4項は、精神上の障害やその他の事由で、弁護人が必要かどうか容疑者に判断が難しい疑いがある場合、裁判官が職権で弁護人を選任できると定めている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧