映画興収、昨年比1割減か 米ストによる洋画減少が影響

共同通信 2024年12月23日 18:48
 今年の国内興行収入の見通しなどを発表する東宝の市川南専務執行役員=23日午後、東京都千代田区
 今年の国内興行収入の見通しなどを発表する東宝の市川南専務執行役員=23日午後、東京都千代田区

 邦画と洋画を合わせた今年の国内興行収入(興収)の総額が2千億円前後になる見通しであることが23日、分かった。東宝が記者会見で明らかにした。昨年は約2214億円で、1割近く減る可能性がある。吉田充孝執行役員は「(昨年の米ハリウッドのストライキなどが影響し)洋画のラインアップが極端に少なかった」と指摘した。

 ただ、東宝が配給した作品に限ると910億~920億円で、歴代1位になる見込み。「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」(158億円)、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(116億円)などのアニメが大ヒットしたほか、「キングダム 大将軍の帰還」(80億円)など実写も健闘した。

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