「トレビの泉」一般公開を再開 人数制限実施、一度に400人

共同通信 2024年12月23日 06:05
 メンテナンス工事を終え、一般公開が再開された「トレビの泉」=22日、ローマ(ロイター=共同)
 メンテナンス工事を終え、一般公開が再開された「トレビの泉」=22日、ローマ(ロイター=共同)
 メンテナンス工事を終え、一般公開が再開された「トレビの泉」=22日、ローマ(あP=共同)
 メンテナンス工事を終え、一般公開が再開された「トレビの泉」=22日、ローマ(あP=共同)

 【ローマ共同】イタリアの首都ローマにある世界的名所の噴水「トレビの泉」は22日、約3カ月間のメンテナンス工事を終え、一般公開が再開された。これに合わせ、ローマ市は噴水周辺に立ち入ることができる人数を一度に最大400人に制限すると発表。オーバーツーリズム(観光公害)対策が目的で、混雑の緩和を図る。

 この日は再開の式典も開かれ、ローマ市のグアルティエリ市長らが出席。噴水に再び水が流されると、雨が降る中、集まった人たちから歓声が起きた。グアルティエリ氏は「混雑することなく、誰もが噴水を楽しめる」と人数制限の利点を強調し、将来的な入場料の導入も検討していると述べた。

 トレビの泉は後ろを向いて硬貨を投げ入れるとローマを再訪できるとの言い伝えで知られる。工事は10月上旬に始まり、周辺の立ち入りを規制。一時的に仮設の歩道橋を設置し、水が抜かれたメンテナンス中の噴水を間近で眺められる企画も実施された。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧