26年アジア大会に改善要求 契約順守へ異例の覚書、罰則も
2026年に愛知県と名古屋市が共催するアジア大会について、開催都市契約で定めた運営準備に問題があるとして、大会組織委員会がアジア・オリンピック評議会(OCA)から改善を求められていることが9日、関係者への取材で分かった。組織委とOCA、日本オリンピック委員会(JOC)は、同契約を順守するとの異例の覚書を6日付で締結。OCAの方針に反した場合は罰則を科すとの内容も盛り込まれた。
関係者によると、改善要求は選手らの宿泊や輸送計画の策定など十数項目。準備が遅れる組織委の姿勢に不満を募らせるOCAは水面下で開催権の剥奪も一時示唆し、代替開催地の候補にも言及したという。開幕まで2年を切った大会は課題が山積し、緊迫した局面に追い込まれている。
東京や静岡の会場を含めて最大1万5千人と見込む参加選手らの宿泊計画を巡り、組織委は経費削減のため大規模な選手村の建設を中止したが、選手の交流機会や平等なサービスが損なわれるとして、少なくとも約7千人を集約するようOCAから見直しを求められた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧-
米国遠征に熊谷、長谷川ら なでしこ、新監督初陣
共同通信 -
ミラノ五輪へ選手ら決意新た カーリング、スノーボード勢ら
共同通信 -
小池主将「チーム一丸で」 IH女子の五輪予選、6日開幕
共同通信 -
冬季五輪、開幕まで1年 イタリアで3度目の冬の祭典
共同通信 -
中日・金丸「感覚はいい」 ドラフト1位新人が40球
共同通信 -
ロコ・ソラーレ3勝1敗2位通過 中部電力は五輪出場消滅
共同通信 -
中日・根尾、打撃投手で力投 30に背番号変更、決意の7年目
共同通信 -
J1神戸、3連覇へ必勝祈願 主将山川「強い自覚持って戦う」
共同通信 -
ロッテ新加入の石川柊が順調調整 2度目ブルペン、82球投げ込み
共同通信 -
「心技体。僕の順番は体が最初」 トレーニング続けるイチローさん
共同通信