平田機工と崇城大、人材育成で連携協定 医薬品や健康食品向け植物資源の研究でも
生産設備メーカーの平田機工(熊本市)と崇城大(同市)が、人材育成や研究推進に向けた連携協定を結んだ。研究設備の共同利用や学生のインターンシップ受け入れなどを進める。
協定は、インターンシップの受け入れなど人材育成面での連携や、自動車や半導体関連セミナーの共催など4項目。平田機工が新規事業として力を入れる、医薬品や健康食品分野への新たな植物資源の供給に向けた研究でも、設備の共同利用や研究者同士の交流を想定する。
9日、熊本市西区の崇城大で会見した小野長門学長は「平田機工との実践的な取り組みを学生や研究者の育成につなげたい」。平田機工の平田雄一郎社長は「優秀な人材を持つ崇城大と研究を進め、地域の発展に貢献したい」と述べた。
両者はこれまでもパソコンなどに使われる有機ELの分野で共同研究や技術交流をしてきた。(山本文子)
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