中国スパイ判決で申し入れ 政府「正当な業務」強調

共同通信 2024年12月4日 20:30
 記者会見する北村俊博外務報道官=4日午後、外務省
 記者会見する北村俊博外務報道官=4日午後、外務省

 外務省の北村俊博外務報道官は4日の記者会見で、複数の日本人外交官とみられる人物を「スパイ組織の代理人」と指摘した中国の判決を巡り「大使館職員らの外交活動は正当な業務だと中国側に申し入れた」と明らかにした。鯰博行アジア大洋州局長が3日、在日本中国大使館の公使に伝えたという。

 北京市の裁判所は11月下旬、日本人外交官に情報を提供したなどとして中国共産党系主要紙の元幹部に懲役7年の判決を言い渡した。

 北村氏は会見で、中国で昨年改正された反スパイ法は透明性が不十分だと強調。「日本人との交流を理由に、多くの中国人が不当な不利益を被ってはならないとの考えも伝えた」と説明した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧