中国、国連に基線海図提出 南シナ海、実効支配狙う

共同通信 2024年12月4日 06:01

 【北京共同】中国の国連代表部は2日、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)を巡り、一方的に定めた排他的経済水域(EEZ)の基準となる海岸線「基線」を示す海図などを同日、国連に提出したと発表した。領有権を争うフィリピンをけん制し、同礁の実効支配の既成事実化を図る狙いがあるとみられる。

 スカボロー礁はフィリピンのEEZ内にあるが、中国は領有権を主張。代表部はホームページで同礁は「中国固有の領土だ」とした上で、今回の提出は「領土主権と海洋権益を守り抜く」ための正当な措置と訴えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧