東証反落、午前終値は156円安 半導体関連に利益確定売り
29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。前日に値を上げた半導体関連銘柄に利益を確定する売り注文が出た。
午前終値は前日終値比156円05銭安の3万8193円01銭。東証株価指数(TOPIX)は7・23ポイント安の2680・05。
半導体製造装置大手の東京エレクトロンなどが売られた。前日に米国の中国向け半導体規制が想定より緩やかな内容になると伝わって上昇していた反動が出た。
外国為替相場の円高ドル安進行が重荷となり、自動車など輸出関連株も軟調な値動きだった。