福島の飲食店ガス爆発で在宅起訴 点検業者、3人は不起訴
福島県郡山市で2020年、改装休業中の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」でガス爆発が起き、内装業者や近隣住民ら計28人が死傷した事故で、福島地検は26日、業務上過失致死傷の罪でガス設備の点検機関の50代男性を在宅起訴した。当時の店運営会社社長の70代男性、ガス工事業者の50代男性と70代男性の3人は嫌疑不十分で不起訴とした。
事故は20年7月30日午前9時前に発生。福島県警は21年9月に点検業者らを書類送検。地検は昨年3月、嫌疑不十分で不起訴処分としたが、福島検察審査会が今年1月に不起訴不当と議決したことを受け、再捜査していた。