広沢氏「自分流、実現へ模索」 名古屋市長、当選一夜明け初登庁
名古屋市長選で初当選した広沢一郎氏(60)は投開票から一夜明けた25日午前、同市東区で前市長の河村たかし氏と一緒に取材に応じた。広沢氏は「河村さんからのバトンは非常に重い。持ったまま自分流にどう実現できるか模索していく」と述べた。
広沢氏は市役所で市選挙管理委員会から当選証書を受け取った後、市長として初登庁。職員から大きな拍手で迎えられ、笑顔で花束を受け取った。その後、市公館での就任あいさつに臨み、職員約300人を前に「民間時代から風通しがよい組織を大事にしてきた。皆さんと何でも言い合える仲でありたい。どんどん新しいアイデアを出してほしい」と呼びかけた。市長の交代は15年ぶり。