与党トップ、ウォン首相に シンガポール、世代交代
【シンガポール共同】シンガポールが1965年に独立して以来、一党支配を続ける与党、人民行動党(PAP)は24日、党大会を開いた。党トップの書記長リー・シェンロン前首相(72)は「書記長として党大会最後の演説となる」と述べ、後任にローレンス・ウォン首相(51)を推薦すると明らかにした。20年ぶりの首脳交代。
PAPは54年設立で、今回は結党70年の節目の党大会。来年11月までに実施される総選挙に向け、党指導部の円滑な世代交代を強調し、支持の引き締めを図る。
リー氏は演説で「これで私から後任へのリーダーシップの移行が完了する」と述べた。党の中央執行委員会メンバーにはとどまる見通し。
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