「年収の壁」で3党税調協議へ 国民民主が改正要望見通し

共同通信 2024年11月20日 05:01
 15日、記者団の取材に応じる自民党税制調査会の宮沢洋一会長=東京・永田町の党本部
 15日、記者団の取材に応じる自民党税制調査会の宮沢洋一会長=東京・永田町の党本部

 自民、公明、国民民主の3党の税調会長は20日、国会内で会談し、年収103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」の金額引き上げなど税制改正について協議する。国民民主は所得税の基礎控除などの引き上げや、ガソリン税の暫定税率廃止などを求める見通し。

 自民の宮沢洋一氏、公明の赤羽一嘉氏、国民民主の古川元久氏が出席。国民民主は14日に自公とそれぞれ会談したが、具体的な要望は示さなかった。会談では消費税の時限的な5%への引き下げも求める見通しだ。

 国民民主の主張通りに所得税と住民税の控除を引き上げると、多くの人が減税となる一方、国と地方合わせて年7兆~8兆円の税収減になると政府は試算。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧