吉村氏、都構想制度案作成 大阪維新代表再選で表明
政治団体・大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事は19日、看板政策「大阪都構想」の実現に向けて新たな制度案を作る方針を表明した。大阪維新がこの日実施した代表選で再選された後、大阪市で所属議員らを集めた会合で「大阪維新としての案を考えていきたい」と述べた。半年から1年かけて、新体制下で取りまとめる。
都構想は過去2回の住民投票でいずれも否決されている。吉村氏は「民主的プロセスを経ずに住民投票を実施するつもりはない」と語り、組織内の案として検討する考えを示した。
代表の任期は2年で、2026年11月まで。代表選には他に豊中市議の中野宏基氏も立候補し、大差で吉村氏の再選が決まった。