JR東、新たに2両の台車にひび 一部路線で両数を減らし運行
JR東北線や常磐線に使うE721系電車2両の台車枠にひびが見つかった問題で、JR東日本東北本部は19日、さらに2両で約0・5~5センチのひび4個が見つかったと発表した。同じ台車枠構造を持つ車両の詳細検査を始めた。使用停止の電車は計4編成となり、20日まで一部路線で両数を減らして運行する。
JR東によると、新たな2両のひびは18日見つかった。ひびが見つかったのは台車先端部。複数の補強材で構成されており、ひびが台車枠全体に広がることはなく、走行の安全性は確保されているとしている。