横になれる高速バスに安全指針 国交省、座席の転落防止など

共同通信 2024年11月19日 18:39
 「高知駅前観光」が試作中の、横になれる座席のイメージ(同社提供)
 「高知駅前観光」が試作中の、横になれる座席のイメージ(同社提供)

 国土交通省は19日、背もたれなどを倒して横になれる「フルフラット座席」を備えた高速バスの安全性に関するガイドラインを公表した。座席の前後と側面に転落防止プレートを設置することなどを求める。夜間に快適な移動が可能になるとして海外で導入事例があるが、安全性の評価方法は確立されていなかったという。国内では高知県のバス会社が導入を検討している。

 国交省によると、定員11人以上の高速バスが対象。座席は前向きとし、横になった際の頭と足の側、両側面に衝撃吸収材を取り付けるほか、緊急時の脱出経路の確保や表示を求めている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧