生徒死亡横転事故で埼玉栄高謝罪 グラウンドで車を無免許運転
さいたま市の私立埼玉栄高のグラウンドで車が横転し助手席に座っていた男子生徒(17)が死亡した事故で、同校は19日、事故後初めて記者会見を開き、運営する学校法人佐藤栄学園(同市)の田中淳子理事長が「亡くなった生徒やご遺族の皆さまに深くおわび申し上げる」と謝罪した。
同校によると、車はグラウンド整備用で、鍵は普段、助手席前の収納ボックスに保管。事故が起きた日は、部活動のコーチが車を使った後、運転席の前のダッシュボードに置いていたという。
捜査関係者によると、車を運転していた別の男子生徒は無免許で、埼玉県警の任意聴取に「過去にもグラウンドで運転した」と説明。